京都の多角的アートスペースUrBANGUILDが企画するダンスイベント FOuR DANCERS
踊る人のための、踊りに出会う人のための、踊りの時間、集まり。一夜に4組のダンスが上演される。その出演の記録をここにまとめている。ソロ、デュオ、音楽家との共演などさまざまなかたちで上演してきた。自分がその時々に出会ったもの、体に残ったもの、またはこれまでの蓄積のなかから今がその時だと思われるものを踊りにしている。あらゆる身体にコンテクストは纏わりつくけれども、ここは、そのことを見つめ直し、踊ることでまた新たな発見を私にもたらしてくれる。
solo dance 野ばら

自作自演でおどった内容を、自ら書き留めて、公開するということをしてみました。
私の大切なものをどう扱ったらよいだろうかといつも自問します。
SNSの効力や恩恵についても相変わらずわかりません。
出し渋ることと、アーティスト神話について考えもしますが、もうそういう風なのも違う気がしてきました。(2023.12.19)
シーン1 ひとりジャンケン戦争
右手と左手が繰り広げるジャンケン戦争はあいこになったら停戦です。
目は右手と左手の争いをしっかり見なければなりません。
お客さんともやる。何人か。
勝っても負けてもあいこでも、グーチョキパーが止まらなくなる。
なんだか訳がわからなくなってきます。
客席でも舞台へ遠のいても、ジャンケンはできました。
シーン2 「野ばら」小川未明
灯台はお話を語って聞かせます。
「(前略)国境には、ただ一人老人だけが残されました。
青年のいなくなった日から、老人は、茫然として日を送りました。
野ばらの花が咲いて、みつばちは、日が上がると、暮れるころまで群がっています。
いま戦争は、ずっと遠くでしているので、たとえ耳を澄ましても、空をながめても、鉄砲の音も聞こえなければ、黒い煙の影すら見られなかったのであります。
老人はその日から、青年の身の上を案じていました。
日はこうしてたちました。(後略)」 ※全文 青空文庫
少しだけ待っていれば、灯台の光はこちらを指します。
そのためには、少しだけ立ち止まらなければなりません。
黒いジャンケンの影は、近づくごとに大きくなり、光を呑み込みます。
シーン3 ざ・もすと・いんぽーたんと・しんぐ・いず・しーくれっと
まじないは、大切に唱えなければなりません。
たとえ多くの人が言葉の意味を失ってしまっていたとしても、唱え続けることで生き続けます。
もし、発言することさえもできないならば、発話的な行為として振付に刻むことができます。
しまい
白いバラはこの一部始終ずっと床下に居て、待っていました。
dance with music
今まであまりなかったのですが、この回は「音楽と」踊りました。
一曲ずつの出会いを書きます。
M1 Ahmad Jamal “Just the way you are”
高速を運転してるときにカーラジオから流れてきた
M2 Elvis Presley “Blue Moon”
そのDJがやたらとこのプレスリーの執拗さについて話していて、これ誰?って後から調べたら村上春樹だったんです
M3 Soap&Skin “Cry Wolf”
ピピロッティ・リストの作品のベッドの上で聞き知ったミュージシャン
solo dance It’s raw, honest and intense.

パフォーマンス記録なし
妊娠出産子育ては話題にされるけれど、うむかどうか未定の状態は置き去りにされている気がして、そんなことをダンスにしました。一つ形になったので、機会があれば再演したいです。
ところで、本番前にコメダ珈琲で腹ごしらえしていたら、別のテーブルから「マドンナは自分を女王に仕立てるためにバックダンサーを振り付けるが、ビヨンセは彼女たちを鼓舞するような踊りをする・・・」云々という、声が聞こえてきて、本番前の変なテンションも加味され、「あの、これからダンスのイベントがあるんですけど、見にきませんか。」とナンパした。遠方からきたということで、断られたけど、ちゃんと案内をしたから、いつか彼らがFOuR DANCERSを見にきてくれることを祈る。(2023.2.20)
solo dance 楽興
solo dance 夢の調合
solo dance Mr.Sandman ~ our small dance~
video: Junnosuke Nishi
improvisation dance
photo: Hiroshi Mimura
2021年3月14日 at UrBANGUILD “FOuR DANCERS vol.191”にて
出演:古川友紀
duo dance 佐久間新+古川友紀 石と流木
2020年9月18日 at UrBANGUILD “FOuR DANCERS vol.176”にて
振付・出演:佐久間新 古川友紀
solo dance to ri ka
photo: Manami Tanaka
2020年6月18日 at UrBANGUILD “FOuR Dancers with Covid19 #1”にて
振付・出演:古川友紀
2018年11月に作ったソロダンスを再演
ハンプリ / 한풀이
2020年3月19日 at UrBANGUILD “FOuR DANCERS vol.162”にて
作曲:朴実
出演:古川友紀 (ダンス) 朴哲 (朝鮮半島伝統打楽器) 北村柚起恵 (声楽) 朴優栄 (フルート) 原野尚起 (ピアノ)
作曲家 朴実が自身の母親の半生を描いた楽曲「ハンプリ/ 한풀이」を、音楽家とダンサーがそれぞれの体を舞台にのせて、オペラ仕立てで上演したもの。
「ハンプリ」のハンは、漢字表記で「恨」だが、日本語の恨みや怨みとは異なり、社会的な抑圧からくる諦念や悲哀の情を内に含む朝鮮語。プリは (そのような苦悩を) 解放することという名詞。
本作では、心臓の鼓動のようなチャンゴのリズムに、ピアノやフルートの音色があわさり、歴史に翻弄された多くの名もなき者、そして母親の生をソプラノが歌い上げる。物語られる情景の一部となり、また、込み上げる心情の表象となってダンサーは曲世界に体を浸す。
○楽曲のライナーノーツはこちら
○この上演の記録映像はKeepUrBANGUILD PROJECTのコンテンツとして提供しています。
solo dance
photo: Kazuo Yamashita
2019年12月29日 / UrBANGUILD “FOuR teen DANCERS 大忘年会スペシャル!”にて
振付・出演:古川友紀
しっぽ結び - またの名を、島と尻尾
photo: Yuta Odashima
2019年10月29日 at UrBANGUIL “FOuR Dancers vol.148”にて
作詩・演出・出演:古川友紀 Lee Donghee
美術:森本紀久子
○作品の詳細はこちら
solo dance 蝉時雨〜蘇州夜曲〜
2019年7月31日 at UrBANGUILD “FOuR DANCERS vol.139”にて
振付・出演:古川友紀
solo dance 木の芽どき
2018年5月18日 at UrBANGUILD “FOuR DANCERS vol.129”にて
振付・出演:古川友紀
solo dance 鳥化 / torika
2018年11月14日 at UrBANGUILD “FOuR DANCERS vol.115”にて
振付・出演:古川友紀
duo dance 和田浩+古川友紀
photo: Hiroshi Mimura
2018年5月18日 at UrBANGUILD “FOuR DANCERS vol.96”にて
振付・出演:和田浩 古川友紀

















































