2014年に開始した美術家 森本紀久子とのコラボレーションは、現在も継続中です。
2022年10月、尼信会館にて約一月間にわたって開催された森本紀久子展では、会場で公開リハーサルを重ね、作品やそこに訪れる人との交わりを通して、パフォーマンス作品を作りました。
ダンスパフォーマンス「たった一つの物形」
森本紀久子さんとのコラボレーションは、「たった一つの彼岸花」という立体作品を私が見初めてしまったことに端を発しています。この、植物 のような、手のようなカタチの流木でできた作品に、触れてみたいと感じたのです。それは、生命をつなぐために咲きほこる花のような自然さでこちらを惹きつけている気がします。この出会いがきっかけとなり、これまで国内外5カ所で森本さんの作品と共に踊ってきました。私はさながら 花粉を運ぶミツバチの如く蠢いているということなのかもしれません。
今回のパフォーマンスは、この展覧会場で公開リハーサルをしながら作ってゆきました。来場者に即興の踊りを見ていただいたり、時には一緒に踊ったりしながら、とてもアクティブな時間をここで過ごしました。
また、このパフォーマンスの中では、詩人の日高てるさん作「カラス麦」 の詩から言葉をお借りしています。かつて日高さんは、この会場の奥に あるタペストリーの作品(それを「危険なカタチ」と命名し)と共に各地で朗読をされたそうです。 さまざまな人たちの形跡が交差するこの場で、私という生き物の形を物語ってみたいと思います。
当日パンフより
美術:森本紀久子 振付・出演:古川友紀
2022 年 10 月 29 日, 30 日 at 尼信会館
















展覧会クロージングイベント
即興セッション「赤い道 緋の柩」
撮影 : タカギトオル、森本紀久子 編集 : タカギトオル
photo:Toru Takagi
美術:森本紀久子
ダンス:舞踏派詩人マーベラス、古川友紀
音楽:Jerry Gordon、森本麻衣
2022 年 11月13日 at 尼信会館










